小坂製錬 DD130
サイトのサブドメインがDMF31SBで、制作者名がDD13であるにもかかわらず、なぜか今まで出てこなかったDD13型ディーゼル機関車。今回は小坂製錬で活躍するDD13の同型機DD130の3重連をお届けする。
同線は、主に製錬所の副産物の硫酸を輸送している私鉄で、平成6年に旅客営業を廃止して以来、貨物専業の鉄道となっている。盆地の縁にある小坂で硫酸を積んだ列車は、発車してすぐに急勾配を登らなくてはならないため、DD130を3輛連ねて山越えをしている。
この日の編成は、DD130が3輛にコキ50000が3輛、それに濃硫酸のタキがたくさん(n≧3、ただしnは自然数のとき、こう表記する)。エンジン音を唸らせ、ゆっくりと坂を登ってくる。独特の汽笛の吹鳴も聞きどころ。注意して聴くと、ようやく来た春を歓ぶ鶯の声も。
なお、この小坂製錬は、非自動閉塞で、通過信号機やタブレットの通過授受など、ここでしか見られない情景が残っているのであるが、それはまた別の機会に。
※ このサウンドは、冒頭の部分の音量が極めて小さくなっておりますが、故障ではありません(何の故障だ?)。遠くで踏切の警報機が鳴っているのがかすかに聞こえるくらいの音量設定にすると後悔せずにお聞きいただけます。
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