DD51重連・エンジン始動
DD13の成功を承けて登場した幹線用液体式ディーゼル機関車がDD51である。DD13に搭載されたDMF31SBを、気筒数を倍にしV字型に配置した1,000馬力のDML61Sエンジンを2機搭載していたが、後にインタークーラー付きのDML61Z(1,100馬力)を搭載するようになり、従来機も換装された。
昭和37年から53年にかけて、計649輛が製造され、四国を除く全国各地で活躍した。
このサウンドクリップは、紀勢本線の貨物列車を重連で牽引するDD51のエンジン始動時を録音したものである。この1853列車は、紀伊長島で長時間停車する際に、一旦エンジンを停止し、発車15分前くらいに再起動するのである。向かって左側の次位機の後ろのエンジンから順に、前に向かって火を入れていく。ブレーキのエアや空吹かしの音なども聞きどころ。
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