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2008/09/16

のしま7―水軍の末裔

[Sound]のしま7―水軍の末裔

 瀬戸内海の中ほど、尾道と今治の間は、瀬戸内海の中でも一番狭くなっている箇所であるが、その隘路に、杭が立っているが如く船の行く手を阻んでいるのが芸予諸島である。杭の間の僅かな隙間はそのまま難所として名を知られており、東京湾中ノ瀬航路や伊勢湾伊良湖水道などとともに海上交通安全法の特例として航法が定められている来島海峡は、その潮流の速さも相まって最も有名である。
 その一つ北の船折瀬戸は、大島と伯方島との間の水路であり、南に回らなくて済む分、距離が短くて済む。ただし、東から入ろうとすると、鵜島とその前に張り出した能島が立ちはだかっている。正に海上の要衝で、ここを扼すれば瀬戸内を押さえることが出来る。実際、能島は三島村上水軍の一、能島村上氏の本拠地であった。
 その大島と伯方島を現在結んでいるのがシーセブン社の「のしま7」である。七つの海を併呑しそうな大きな会社名ではあるが、船はというと総トン数19tという小型船舶のサイズである。船首にランプドアがあり、接岸しているところを正面から見ると、このあたりによくある双頭式のカーフェリーを小さくしたように見えなくもない。
 航路は大島の宮窪から鵜島を経由して伯方島の尾浦まで。このうち、今回は鵜島寄港時の減速直前から着岸、数名の客が降りて離岸し、速度に乗るまでを録音した。
 0'21"あたりの、入港直前に鳴らす汽笛は、島で船を待ったことのある人にはまた格別の想いを引き起こすことであろう。

平成20年9月3日 シーセブン のしま7 宮窪~鵜島~尾浦
F1000024

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