« 2009年10月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年6月

2010/06/15

青函連絡船 摩周丸 長声一発

[Sound]青函連絡船 摩周丸 長声一発
【音量注意】このサウンドは、突然汽笛が鳴るので音量に注意しないといけなそうに見えますが、今回は少しレベルが低いので、耳を覆うほどではありません。が、油断してボリュームを上げすぎているとひどい目に遭うかも知れません。

 青函トンネルの開通に伴い、昭和63年に終航した青函連絡船。廃止後は各船ともに国内外で余生を送っていたが、今や記念館として保存されている3隻しか残っていない。東京は晴海の船の科学館にある羊蹄丸、青森のベイブリッジのたもとの旧青森2岸に繋留されている八甲田丸、そして今回御紹介する函館港の摩周丸である。
 この船は、昭和40年に、津軽丸型第5船として三菱造船所で竣工し、6月30日に就航した。総トン数は約8,300トン(たしか昭和41年だかの法改正で車輛甲板が除外されて5,000トンクラスになったはず)、全長132m、濃い青の船体は、色鮮やかな津軽丸型の中でもひときわ清新な印象を与えていた。主機は1600PSの三井B&Wを8台搭載。
 退役後は函館港で博覧会のパビリオンを経て、平成3年からは記念館として公開、改修工事の後、平成15年にリニューアルオープンした。
 汽笛は2基設置され、ドとミの3度違いとなっている。現在でも正午と17時に汽笛を吹鳴しており、その圧倒的な音量は、正面にそびえる函館山の山腹で反射してなお衰えずに返ってくる。

参考
 函館市青函連絡船記念館 摩周丸

Mashu_2


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/06/09

特集Powered by Siemens(3) 広島電鉄5000形 グリーンムーバー

[Sound]広島電鉄5000形 グリーンムーバー

 広島電鉄5000形は、世界各国で活躍するSiemens社製の低床路面電車コンビーノを使用した同社初の全低床車である。その日本離れしたデザインのみならず、台車のある短い車輛に台車のない長い車輛を乗せかけた独特の連接構造や、輸入に際して大型貨物機An-124(あのAn-225ではありません)を使用したことなど、話題の多い形式である。
 なお、制御装置はIGBT素子を使用したインバータのため、残念ながら歌いません。この録音も、宮島線区間ながら、とても静かなものです。

平成21年11月16日 広島電鉄宮島線 東高須~高須 5000形 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2011年1月 »