DD51重連・北斗星
【音量注意】このサウンドは、5"あたりに-3dB程度の比較的大音量があります。いつものこととはいえ、御注意ください。
国鉄のディーゼル機関車のエースといえば、容積が大きいDF50でもなければ、高飛びのできるDD54でもなく、最強力機関を搭載したDE50でもなければ、全長36m近くにもなるラッセル付きのDD16でもなく(実は重連にしたEF64よりも長いらしい)、ほかでもないDD51、で決まりであろう。
そのDD51も最近は活躍の機会が減少してきており、以前お伝えした紀勢本線の貨物列車も重連運転を取りやめている。ほかに重連で走っているところはごく僅か。美祢線~山口線~山陰本線の貨物列車は、発電所から出るフライアッシュとセメント工場から出る炭酸カルシウムという副産物同士を互換する輸送形態(三岐鉄道西藤原~衣浦臨海碧南市でも同様の輸送例あり。ただしDD51ではない)であるが、美祢線の災害により運休中が続いているとのこと。石北本線の臨時貨物は、前後に機関車を配置するプッシュプルの形態だが、通年運行ではない。そして、もう一つ、旅客列車で、寝台特急北斗星が函館~札幌間で運転している。
その北斗星の札幌駅発車シーン。途中から手稲行きの711系電車が入ってきて無粋な邪魔をするけれども、こちらも先は長くなかろう、御愛嬌である。
平成22年9月5日 北海道旅客鉄道函館本線 札幌 2列車北斗星 DD51
実は、あの天下の小学館さんの「人気列車で行こう」という、それこそ人気雑誌のサイトのブログである「人気列車部ブログ」の「函館で青いDD51とこんにちわ」という記事で、DD51のサンプルとして前掲の紀勢本線のDD51のサウンドを御紹介いただきました。ありがとうございます。本来であれば、今回の録音を聞いていただいた方がよかったかも知れないのですが、その時点で、このサウンドは録音済みだったものの、録りっぱなしで加工も公表もしていませんでした。申し訳ない次第です。
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