カテゴリー「鉄道・蒸気機関車」の記事

2007/06/26

真岡鐵道 C12型蒸気機関車

[Sound]真岡鐵道 C12型蒸気機関車

 C12は、C11よりも更に小型軽量化された簡易線用の蒸気機関車である。一番の特徴は、デフレクター(防煙板)がないこと。
 デフレクターは、蒸気機関車の前方側部に取り付けられた板で、前から来た空気を斜め上方に送り、その流れに煙突からの煙を乗せて上に送り出すための装置である。排煙が運転室に入ったり、視界をふさいだりするのを防ぐために、この時期の蒸気機関車には必ずと言っていいほど取り付けられていた。
 ただ、このC12は、それほど速く走らないということで、取り付けられていない。そのため、初期の機関車や海外の車輛のような印象を受ける、少し不思議な蒸気機関車でもある。

 などと説明しておきながら、写真を撮るのを忘れてしまった。また行って撮ってきます。

 録音としては、一生懸命坂を登っている様子を捉えたのはいいものの、折悪しく降ってきた雨の音と、背後の県道を走る車の音が耳障り。

※ このサウンドは、冒頭の部分の音量が極めて小さく(中略)遠くで汽笛が鳴っているのがかすかに聞こえるくらいの音量設定にすると後悔せずにお聞きいただけます。

平成19年6月24日 真岡鐵道 茂木~天矢場 SLもおか2号 6002列車 C12

付記 またまた「鉄道とパノラマの旅」さんに、参考リンクとして掲載していただきました。何度も本当にありがとうございます。こちらのサイトでは、C12が真岡駅を発車するシーンが聞けます。出発の汽笛の音が綺麗に録れていますので(これ、本当に難しいんです)、是非ともお聴きいただきたいと思います。

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2006/12/10

D51498 EL&SL奥利根号

[Sound]JR東日本 D51498

【音量注意】このサウンドは、冒頭に0dB近くの大音量が出力される部分があります。お聞きになる際には、耳を痛めぬよう、また、機器を壊したり周囲に迷惑をおかけにならぬよう、音量に注意してください。

 もう解説の必要もないかと思われる貨物用蒸気機関車の決定版D51。今でも動態保存されて運転されていることは説明を俟たないであろう。

 このサウンドは上り列車が沼田駅を出発するシーン。発車前はマイクの右方向に停車しており、左方向に向かって動いていくのがよくわかる。
 更に、よく聞くと道行くおばちゃんの話し声が聞こえ、後ろ手を左から右に動いていくという、実にシンメトリックな構成になっているのがおわかりいただけるであろうか(注 全然意図していません。適当なことをほざいています)。
 当日は5m/sの北風が吹いており、防風対策を施したが、風音が入ってしまったのは残念である。一方、これまた意図せずに入ってしまった子供の声は、何とも休日のお祭り列車らしい演出となって嬉しいところ。
 実は蒸気機関車の音を録るのは至難の業である。何せ、汽笛の音量が圧倒的なので、レベルをそれにあわせると、ほかの音が小さくなってしまう。かといってあとの部分だけ編集で上げるのもどうかと思うので、そのままにしている。このサウンドはまだましな方ではあるのだが、聞きにくい点についてはご容赦いただきたい。それを差し引いても、周囲にこだまする汽笛は聴き応えがあるので。

 なお、下の写真の撮影場所はHinobashi's Weblogのひのばし先生に教えていただきました。実に、前日ほぼ同じ場所で撮影したとか。ありがとうございます。

平成18年12月10日 東日本旅客鉄道上越線 沼田 9738列車 EL&SL奥利根号 D51
P1010085

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