真岡鐵道 C12型蒸気機関車
C12は、C11よりも更に小型軽量化された簡易線用の蒸気機関車である。一番の特徴は、デフレクター(防煙板)がないこと。
デフレクターは、蒸気機関車の前方側部に取り付けられた板で、前から来た空気を斜め上方に送り、その流れに煙突からの煙を乗せて上に送り出すための装置である。排煙が運転室に入ったり、視界をふさいだりするのを防ぐために、この時期の蒸気機関車には必ずと言っていいほど取り付けられていた。
ただ、このC12は、それほど速く走らないということで、取り付けられていない。そのため、初期の機関車や海外の車輛のような印象を受ける、少し不思議な蒸気機関車でもある。
などと説明しておきながら、写真を撮るのを忘れてしまった。また行って撮ってきます。
録音としては、一生懸命坂を登っている様子を捉えたのはいいものの、折悪しく降ってきた雨の音と、背後の県道を走る車の音が耳障り。
※ このサウンドは、冒頭の部分の音量が極めて小さく(中略)遠くで汽笛が鳴っているのがかすかに聞こえるくらいの音量設定にすると後悔せずにお聞きいただけます。
平成19年6月24日 真岡鐵道 茂木~天矢場 SLもおか2号 6002列車 C12
付記 またまた「鉄道とパノラマの旅」さんに、参考リンクとして掲載していただきました。何度も本当にありがとうございます。こちらのサイトでは、C12が真岡駅を発車するシーンが聞けます。出発の汽笛の音が綺麗に録れていますので(これ、本当に難しいんです)、是非ともお聴きいただきたいと思います。
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